ペルーの有名観光地と言えば、空中都市マチュピチュ。
発見されてからまだ100年程しか経過しておらず、謎もたくさん残されたインカ帝国の遺跡です。
そびえる山々の中に佇むその姿は神秘的でとても美しく、ずっとこの目で見てみたいと思っていました。
近年ガイド同伴義務化や入場時間2部制で入場時間が決められ、再入場が不可能になったとのお話を聞きます。
果たして無事観光できるのか!?
今回は現地のツアー会社を利用し、観光をしてきました。
ツアー会社に申込み
今回利用させていただいたツアー会社はクスコのアルマス広場近くにオフィスを構えるCUSCO TIERRA ANDINAという会社。
オーナーの女性は英語が堪能でとてもフレンドリーな女性。
日本人利用者も多く、比較的安いお値段でツアーの申込みが可能な信頼できる会社との噂を聞いたので選ばせていただきました!
インターネットの情報を頼りにこちらの会社を探しておりましたが、最近事務所を移転されたとのことでたくさんの迷子者から電話がかかってくるとお話しされていました。(私もその1人でしたが)
新しいオフィスの場所はブログの最後に掲載させていただきます。
マチュピチュへの行き方は色々ありますが、私はペルー・レイルを利用しての往復を希望しました。
ところが提示された金額が想像以上に高額…。
色々と話し合った結果、帰路のマチュピチュからマチュピチュ村までのバス利用(US$12)を削り、ツアー代金をUS$43ディスカウントしていただくという謎の取引きが成立。
(US$12のバスを削っただけでなぜかUS$43もディスカウント…?)
無事ツアーに申込むことができました!
世界遺産マチュピチュ
クスコからマチュピチュへ
早朝5:40、宿泊している宿にタクシーが迎えに来ました。
オリャンタイタンボ駅に向かいます。
眠気に勝てず車内ではずっと爆睡しておりましたが7:30、無事に駅に到着。
列車の出発時間が迫っていたので急いでゲートをくぐります。
これがペルー・レイル…!!
地球上で2番目で標高の高い場所を走る列車だそうです。
係員に誘導され、チケットに記載された車両へ行き自分の座席を探します。
開放感あふれるたくさんの窓。
ゆっくりと走行するペルー・レイルは外の景色を楽しむことができます。
朝食はパンケーキとコーヒーです。
このパンケーキがもっちりしていてとても美味しかったです!
そして、列車は9:30にマチュピチュ村に到着。
まるで日本の温泉街のような雰囲気ですが、実際にこちらの村には温泉があり入浴することも可能とのこと。
駅名もアグアス・カリエンテスと言い、スペイン語で熱い水、温泉という意味を表します。
そして、この村からバスに乗りマチュピチュを目指します。
バスは随時発車しており、チケットも簡単に購入できそうな雰囲気でした。
バスの窓から見える風景もとても美しいです。
そして、10:00にマチュピチュに到着。
エントランスでチケットを提示し、入場できるか試しましたが「君の入場は11:00からだよ。」と、受け付けていただけませんでした。
11:00近くになるとエントランス付近にツアーガイドがやって来て参加者の名前を呼び、点呼を取り出しました。
私も名前を呼ばれたのでグループに加わります。
マチュピチュ入場
そして、いよいよ入場です。
若干登るのが大変な場面もありましたが、クスコより標高が低いという意識からかそこまで辛くありませんでした。
そして、たどり着いたこの景色…!!
今まで写真でしか目にすることのできなかった景色をこの目で見ることができてとても感動いたしました。
天気予報は私が滞在中は全て雨との予報で綺麗に見えるか心配でしたが、満足のいく景色を見ることができてよかったです。
マチュピチュは非常に天気が変わりやすいそうで1日の間に晴れたり曇ったり雨が降ったり…
天気予報はあてにならないと旅行会社の方もおっしゃっていました。
約2時間、ガイドさんの説明とともに遺跡内を見学し、13:00に解散をいたしました。
私はインカ橋に行きたかったのですが、どうしてもトイレに行きたくなり泣く泣く出口を目指しました。
マチュピチュの遺跡内にトイレはありません。
そして、一度出口を出たら再入場はできません。
それはエントランスにも張り紙がしてあったので間違いないのでしょう。
出口に向かう途中、数頭のリャマに遭遇いたしました。
出口を出たらもう帰るしかないのか…。
でも、ここまで来たらどうしてもインカ橋に行きたいというのが本音。
そこでエントランスのスタッフにダメ元で再入場できないか?と交渉をしたところ、あっさりOKをいただきました。
エントランスをくぐり抜け、さっそくインカ橋に向かいます。
至近距離でリャマを見ることができました。可愛いです。
何度見ても美しい景色。
インカ橋へ行くには、人がほとんどいない道をひたすら歩きます。
向かう途中に見える景色は絶景!!まさにコンドルは飛んでいくの世界です。
そして辿り着いたインカ橋は…
閉鎖され立ち入ることができなくなっていました…。
残念です。確かに雨の日に渡ったら滑り落ちそうで非常に危険ですもんね。
マチュピチュからマチュピチュ村へ
マチュピチュを堪能した後は、徒歩でマチュピチュ村へ帰りました。
約1時間、ひたすら雨の山道を下ります。
往路は徒歩だと大変だなと感じました。
帰り道、不思議な雰囲気のカフェを発見。
写真に撮ることはできませんでしたが、花の蜜を吸う小さな可愛らしい鳥たちに出会えました。
そして、16:00過ぎ頃にマチュピチュ村に戻って参りました。
マチュピチュ村のレストラン
お腹が空いていたのでレストランを探して早速料理を注文します。
すき焼きのような味がするスープと…
川で採れた鱒のお料理。
やはりペルー料理は日本人の口に合う美味しい料理が多いなと感じます。
観光地ではあるものの15~18PEN(約510~612円)でランチを食べることができます。
その後は街を散策し、再びペルー・レイルに乗車して帰路につきました。
身体的に疲労はしたものの、やはりマチュピチュはとても神秘的で美しかったです…!!
行き方・料金
CUSCO TIERRA ANDINA
所要時間:約17時間~
料金:US$237(約26,248円)
ツアー内容:
・宿泊施設からオリャンタイタンボ駅(往路)、オリャンタイタンボ駅からアルマス広場(復路)の送迎
・オリャンタイタンボ駅-アグアス・カリエンテス駅間のペルー・レイル(往復)
・アグアス・カリエンテスからマチュピチュへのバス(往路)
・マチュピチュ入場料
・マチュピチュガイド
【CUSCO TIERRA ANDINAの場所】
本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました!
↓ランキングに参加しています。応援クリックしていただけると励みになります。