今回はフローレスからグアテマラの首都であるグアテマラシティを経由してアンティグアへ向かう旅についてご紹介させていただきます。
治安が悪いと有名なグアテマラシティですが、このあたりを旅する方はドキドキなのではないでしょうか。
また、アンティグアの街と美味しいカフェレストランもご紹介させていただいています。

フローレスからアンティグアへの移動
夜行バスでフローレスからグアテマラシティへ
「20:00に旅行会社の前に来てください。そこに迎えが来てあなたをピックアップしてバスステーションへ連れて行ってくれます。」
と、交通の手配をお願いした旅行会社の方に言われたので19:45には旅行会社の前へやってきた私。
しかし…いくら待っても迎えは来ません。
『迎えはまだですか?』
と、何度も旅行会社の方にたずねますが「もう少し待て」の一点張りです。
20:30を過ぎた頃、もうバスに間に合わないのではないかと不安になり、
『自分でバスステーションへ向かいます!』
と席を立ったところでようやく旅行会社の人が「じゃあ、そろそろ行くか!」と席を立ち、私をバスステーションまで送ってくれました。
バスステーションはフローレス島から車で約10分程走った場所にありました。
今回、私はファーストクラスのバスを300GTQで予約。高いのか安いのか…正直相場がわかりません。
でも、他の方のブログ記事にファーストクラス300GTQで手配との情報を見つけたのできっと妥当なんだろうなと手配をお願いしました。
こちらがそのバスです。
2階建ての立派なバスです。
乗車時に、飲料水とお菓子をいただきました。
そして21:00にバスは出発。グアテマラシティを目指します。
グアテマラシティと言えば、世界殺人率ワースト10にもランクインするような危険な街です。
ただの乗継ぎとは言え、かなり不安な心境で向かうことになりました。
グアテマラシティで乗継ぎ
早朝5:10。バスがグアテマラシティに到着しました。
やれやれ…ついにこの時が来たか…!
と、バスを降車して驚きました。
さすが首都のバスステーション。想像していたよりずっと広いです。
たくさんのバスが並んでおり、どこへ行ったら良いのかわかりません。
自分の乗継ぐバスを見つけることができなかったらどうしよう!と軽くパニックになりました。
そんな時、旅行会社の方に
「グアテマラシティに到着したらオフィスの中に入って待っているんだ。」
と言われたのを思い出します。
…そうか!グアテマラシティは危険だからすぐにオフィスの中に入るようにという意味ではなく、オフィスの中に入っていれば乗継ぎ先のバスのガイドが迎えに来てくれるのか…と理解しオフィスの中で待ちました。
さらに言えば、建物がたくさんあり過ぎてオフィスがどこにあるのかわからず、英語が通じそうな欧米系旅行者に片っ端から声をかけ、アンティグアへ向かう者を集いました。
声をかけた方の中には、アンティグアへは向かわないものの現地の方にスペイン語で色々ときいてくれ、
「ここで待っていれば大丈夫だよ!」
と教えてくれた親切な方もいました。
本当に過剰な程怯えた乗継ぎでした。
そして6:10頃、
「アンティグア~!!アンティグア~!!」
と叫びながらガイドが迎えにやってきます。
彼のもとに駆け寄り、彼の持っていたリストの自分の名前を指さします。
しかし、アンティグアへ向かうチケットを購入していたにもかかわらずリストに名前が載っていない方や、リストに名前が載っているものの手配した旅行会社名が違うからと、容赦なく乗車を拒否された方々がいらっしゃいました。
本当に恐ろしいです。
ちゃんとした旅行会社で手配してもらわないとトラブルになるようです。
あの方たちはどうなるんだろう…と思いながら、用意されたボロボロのバンに乗り込み出発を待ちました。
いつまで経っても出発せず、1時間程待ったところで乗車を拒否されていた方々が乗り込んできました。
追加料金を支払ったり、アンティグアのオフィスへ行って交渉をすることになったようです。
7:10、やっとバンは出発。
アンティグアへ向かいます。
アンティグアの街
それから2時間後、車がガタガタ揺れ出し、石畳の街アンティグアへ到着したことを知らせてくれます。
おしゃれなカフェやパン屋さんもたくさん目に飛び込んできて、一気に疲れが吹き飛びます!
なんて、可愛らしくて美しい街なんだろうと感動しました。
バンを降り、向かう先は有名な日本人宿、ペンション田代です。
出迎えてくれたオーナーに名前を告げるとすぐに状況を理解してくれたようでお部屋に案内してくれました。
そして、扉を開けた先にはしのぶさんが待っていてくれました。
夏以来の再会です!
しのぶさんとは元々仕事の関係で知り合いましたが、現在グアテマラに滞在しているということで、しのぶさんが宿泊されているツインルームに私も宿泊させてもらう約束をしていました。
私がシャワーを浴びている間にしのぶさんがコーヒーを買ってきてくれます。
グアテマラはコーヒーが美味しいと有名ですが、本当に美味しくて飲んだら目が覚めて元気になりました。
アンティグアのメルカド
ということで、一休みした後はさっそく街を散策。こちらはメルカドです。
アンティグアには大きなメルカド(市場)があり、洋服から日用品、食料品まで何でも揃えることができます。
もちろん値札は付いていないので要交渉です。
たくさんの色鮮やかな野菜が販売されています。
野菜などはスーパーマーケットで購入するよりも、メルカドで購入した方が安いようです。
メルカドへ行くとお店が多すぎて、いつもどのお店で買おうか迷ってしまいます。
お花がいっぱい!
グアテマラ人の主食であるトルティージャ。
トウモロコシの粉を水で練って作っているそうです。
黄色や緑色などのトルティージャが作られています。
女性達がトルティージャを作っている姿を見ているのは楽しいですね。
メルカドには食堂もありリーズナブルな価格でローカルフードを堪能することができます。
残念ながら衛生面が気になり、チャレンジすることができませんでした。
メルカドを散策していると、新鮮で美味しそうなエビを発見!
金額を交渉して購入します。
世界一美しいマクドナルド
世界一風景が美しいと言われているマクドナルドです。
確かに美しく、行く価値ありです。

Luna de Miel(クレープ屋)
こちらはトリップアドバイザーのランキングで1位を獲得したことがあるというLuna de Miel。
ここでしのぶさんとランチをすることにしました。
クレープ屋さんなのですが、めちゃくちゃ美味しくて店内もおしゃれでスタッフもフレンドリー。
アンティグアの中でも私が大好きなお店になりました。
テラス席からの眺めも素敵です。
チキンとアボカドとチーズのバジルクレープを2人でシェアして食べましたが、これが今まで食べたどのクレープよりも美味しくてびっくり!!
次にオーダーしたのはビーフ、玉ねぎ、マッシュルームなどが入った和風のような味のクレープ。
これも美味しかったのですが薄そうに見えて意外とボリュームがありお腹いっぱいになってしまいました。
デザートクレープも食べたかったのですが断念して次の機会に持越しとなりました。
グアテマラのご飯はあまり期待できないと聞いていましたが、少しお金を払うとアンティグアでは美味しいものをたくさん食べることができます。
時計台
そして、私がずっとずっと来たかった場所…時計台に到着!!
何年も前に世界の絶景写真集でこの時計台を見つけた時に、青空とのコントラストが本当に美しいと感じ『いつか絶対にこの場所に行くんだ!』と心の中で決めていました。
そんな風に『いつか絶対に行くんだ』と思っている場所がたくさんあるのですが、そのうちの1つにこうして来ることができて本当に感動です。
こうして、しのぶさんと一緒の楽しい旅が幕を開けました。
次回は民族衣装と洗濯場が有名なあの村への冒険を書かせていただきます。
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行き方・料金
フローレスからアンティグアへ
旅行会社
所要時間:約12時間~(途中グアテマラシティで1回乗継ぎあり)
料金:300GTQ~(約4,500円~)
バスのグレード:ファーストクラス
乗車場所:旅行会社の前に集合しバスステーションまで送迎あり
集合時間:20:00
バスの出発時間:21:00
関連
※Hotel Mirador Del Lago の向かいにある写真の旅行会社でアンティグアへの交通を手配しました。
Luna de Miel
概要:食事系・デザート系ありのクレープ屋さん(カクテルなどお酒もあり)
料金:30GTQ~
【アクセス】