今回はウユニ・アタカマツアー最終日である3日目の様子をご紹介させていただきます。
いよいよボリビアとのお別れの日です。

ツアー1日目と2日目のブログ記事はこちらになります。
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【2日目】ウユニ・アタカマ抜けツアー!宝石の道に存在する数々の絶景!!
ボリビアのウユニからチリのサンペドロ・デ・アタカマに抜ける2泊3日のツアーに参加した私。 2日目は私がずっと楽しみにしていた宝石の道という数々の絶景ポイントを巡る旅です。
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標高4000mの温泉
間欠泉
極寒の中、私たちは早朝4:00に朝食を済ませ4:50には準備を整えて宿を出発しました。
1時間ほど車を走らせ、最初に到着したのは間欠泉です。
地面から大きな音とともに蒸気が噴出していました。
日の出前で辺りは暗くて正直はっきりと肉眼でとらえることができませんでした。
ライトを当ててやっと確認ができたくらいです。
ただ、ものすごい音を立てて噴き出す間欠泉は迫力満点でした。
標高が高いのでとにかくめちゃくちゃ寒かったです。
面白い観光地だとは思うのですが寒さに耐えきれず、ドライバーに先を急ぐように促して次の目的地へと向かいました。
露天風呂
しばらく車を走らせ、次にたどり着いたのは私たち日本人が大好きな温泉でした。
ここは混浴露天風呂のため水着の着用が義務化されています。
もちろん更衣室も用意されています。
日本の温泉のように全裸で開放的に…というわけにはいきませんが、旅が始まってからというものすっかり湯船不足に悩まされていた私にとっては有り難い状況でした。
しかし、寒さと標高の高さを考慮したとき入浴するにはあまりにもリスクが高すぎると思い断念しました。
悲しいことに、ただ、眺めるだけにとどまりました。
切なげに温泉を眺めていると朝日が昇り始めました。
金色に輝く湯船、立ち上る湯気、遠くで無邪気に歩くアルパカたち…。
アルパカがまるで神の使いのようにも見えます。
かつてこれほどまでに神々しい湯船を見たことがあったでしょうか?
あまりの美しさに呆然と見とれてしまいました。
入浴している方々が羨ましい…。
しばらく温泉を眺め、トイレ休憩をして次の目的地へと向かいました。
ラグナ・ベルデ
延々と続く広大な大地を駆け抜け、次に到着したのはラグナ・ベルデという湖です。
湖の後ろには大きな火山が2つあり、ラグナ・コロラダと同様に美しく有名な湖でした。
エメラルド・グリーンに輝く湖のはずですが水面に火山が反射されているせいかエメラルド・グリーンに見えず…。
それでも朝の澄んだ空気の中、眺める景色はとても美しかったです。
こうして、最後の観光を終えた私たちはボリビアの国境へと向かいました。
ウユニからサンペドロ・デ・アタカマへ
朝8:20、ボリビアの国境に到着して出国審査を終えました。
いよいよボリビアともお別れです。
嬉しいような悲しいような複雑な心境でした。
お世話になったドライバーともお別れをし、チリのアタカマへ向かうシャトルバスの出発を待ちます。
ちなみに極寒の中、約50分ほど車外で待たされた挙句やっとシャトルバスに乗車させてもらい出発です。
最後の最後まで試練を与えてくるボリビア。
なぜ、車内で待たせてもらえなかったのか今だに謎です。
しばらくシャトルバスを走らせ、チリの入国審査場に到着しました。
チリの入国審査は持ち物検査がとても厳しいことで有名です。
バックパックや手荷物など全て入念にチェックされます。
そのため、入国にやや時間を要しました。
そして、ここで驚いたことがいくつかありました。
まず、入国審査場でトイレを借りたのですがなんとトイレにトイレットペーパーが設置されていました!
この状況には正直とても驚きました。
果たしてボリビアのホテル、ホステルや公共施設などでトイレットペーパーが設置されていたトイレがいくつあったのでしょうか?
そしてチリの入国審査が終わりシャトルバスが再び走りだしたのですが、ここでも驚くことが…!!
なんと道路が完全に舗装されており走り心地がとても良いのです。
国境を越えた途端、著しい文明の発展を感じました。
思い知らされる国力の違い…。
すっかりボリビアクオリティに慣れていた私はこれらの出来事に感動を隠せませんでした。
こうして、ボリビアを出発して2時間後…
私はサンペドロ・デ・アタカマという濃い濃度の酸素と温かい気温と発展した文明を持つ街に到着しました。
ツアー概要
穂高岳旅行社
所要日数:2泊3日
料金:850BOB~(約14,450円)
ツアー内容:
- ボリビアのウユニ村から観光地含めチリのサンペドロ・デ・アタカマまでの移動(4WD)
- 2泊の宿代
- 朝食2回、昼食2回、夕食2回