アルゼンチン料理といえば、分厚いステーキが思い浮かびますよね。
今回はアルゼンチンの首都、ブエノス・アイレスでのおすすめステーキレストランと美味しいスウィーツをご紹介させていただきます!

ブエノス・アイレスのおすすめステーキレストラン
アルゼンチンの肉事情
アルゼンチンの年間牛肉消費量はウルグアイに次ぎ世界第二位と言われ、そこはまさに肉食系の者たちで溢れる肉の楽園です。
スーパーマーケットや市場へ行けば豊富な種類の肉たちが日本と比べ安い価格で販売されています。
勿論、アルゼンチンは牛肉生産量も多いです。
広大な大地で栄養豊富な牧草を食べて育った牛たちの肉質は高いとも言われています。
これはもう、食べるしかありません。
Santos Manjares
まず、インターネットでいくつかのステーキレストランをピックアップし訪問してみることにしました。
最初に入店しようとしたレストランは閉店の時間だからということで残念ながら入店を断られてしまいました。
気づけばお昼の時間をだいぶ過ぎています。
訪問時間も大切ですね。
しかたなく、別のレストランを探しました。
次に入店したSantos Manjaresというレストランは快く私を受け入れてくれました。
お昼を過ぎたせいか店内にはほとんど客の姿は見られません。
さっそくステーキを注文します。
数分後、美味しそうなステーキが運ばれきました!
そのステーキは私が求めていた、理想通りの分厚いステーキでした。
柔らかくて、美味しい!!
夢中でステーキを食べます。
日本に居た頃は、よく経営者仲間と高級焼肉レストランにA5の肉やシャトーブリアンを食べに行ったものです。
それらの肉と比べてどうだ?と聞かれても、残念ながら肉の味がよくわからない私は何ともコメントできませんがとにかく美味しかったです!
これで220ペソ(約1,166円)というから、なかなかコストパフォーマンスが高いとも思います。
ボヤけた写真で申し訳ないですが、店員のお兄さんも陽気で愛想がよかったです。
とても満足しました。

アルゼンチンのスウィーツ
Freddo
肉の他にも、アルゼンチンはジェラートが美味しいことで有名です。
ジェラートの年間消費量も多いと聞きます。
イタリア系移民が多いことも影響しているのか、ここでは本格的なジェラートを楽しむことができるんです。
街にはたくさんのジェラート屋が存在しますが、今回はFreddoという老舗の店を訪問しました。
種類も豊富でどれを食べようか迷ってしまいます。
シンプルにカップ入りのジェラートを注文。
2種類の味を堪能しましたが、とても濃厚で最高に美味しかったです!
HAVANNA
ジェラートの他にもアルゼンチン国民の間で大人気のスウィーツがあります。
そう、アルファホーレスです。
上手く説明できませんが、ロッテのチョコパイと有楽製菓のブラックサンダーが結婚したらアルファフォーレスが生まれましたとでも表現すればよいでしょうか。
要するに、最高に美味しいです。
知り合いの旅人の方に勧められ、アルファフォーレスの有名店、HAVANNAを訪問しました。
店内にはアルファフォーレスの他にも、クッキーやチョコレートなどのお菓子も販売されていました。
まさにお菓子天国です。
ありました!
これが私の大好きなアルファフォーレス達です。
いくつかの味を購入してみます。
食後にブラックコーヒーと共にいただくアルファフォーレスは最高に美味しいです。
味を占めた私は半ばアルファフォーレス依存性に陥り、滞在中は毎日のようにアルファフォーレスを食べていました。
機会があればぜひチャレンジして欲しいスウィーツの1つです。
ベネズエラ人宿での生活
日本が大好きなベネズエラ人、ステファニー
ブエノス・アイレスの宿について少しご紹介させていただきます。
ブエノス・アイレスで私が宿泊していた宿はプエルト リモン ホステル(Puerto Limon Hostel)というベネズエラ人宿でした。
なぜベネズエラ人宿と呼んでいたかというと従業員のほとんどがベネズエラ人だったからです。
その従業員の中にステファニーという女性がいましたが、彼女は日本のことが大好きで日本語も勉強しているようでした。
私が宿に帰るといつもレセプションから『オカエリナサイ!Norikoチャン!』と声をかけてくれ、私を癒してくれました。
そして、彼女は松山ケンイチの大ファンでもありました。
ファンになったきっかけは映画版デスノートだと言っていましたが、彼女との間でもっぱら話題に上がるのはデトロイト・メタル・シティのクラウザー様のことばかりで私は少し困惑しました。
彼女のおかげでとても楽しい時間を過ごすことができ、感謝しています。
1度彼らベネズエラ人の前で「ベネズエラのエンゼルフォールへ行きたい。」と発言したところ、
『命が惜しいなら絶対に止めておけ。』と言われました。
ベネズエラは政治も経済も崩壊しており、首都のカラカスはリアル北斗の拳の世界だと言われています。
彼らは危険を回避するためにアルゼンチンに逃げてきたそうなんです。
祖国がそのような状況にあるなんて…、一体彼らはどのような気持ちなのだろうと胸が痛みました。
そして、日本のことを想いました。

食欲が止まらない
私はこの宿での朝食の時間を毎朝楽しみにしていました。
ここに来てなぜか食欲が急上昇し、何を食べても美味しく感じられるようになったのです。
多いときはパン10個をペロリとたいらげました。
宿のキッチンを利用してよく自炊もしていました。
私がハマっていたのは、カレー味のチキンパエリアっぽい炊き込みご飯のような料理です。
2人前ほどの量をいつも1人で食べていました。
有難いことに、アルゼンチンは牛肉だけではなく鶏肉も安い値段で購入することができました。
このようにして、私の食べ過ぎライフが幕を開けたのです。
治安の面で不安があることから、当初は心配していたブエノス・アイレスでの滞在でしたが想像以上に快適に過ごすことができました。