世界一周の出発日当日、私が搭乗予定の航空便に遅延が発生し次の航空便への乗り継ぎが間に合わないという事実が発覚!
一体どうなってしまうのでしょうか。
今回はそんな時に私がとった対応方法についてご紹介させていただきます。

航空便遅延による予定変更
航空会社からの遅延連絡
出発日当日、朝起きてメールを確認すると1通のメールが目に留まりました。
そこには搭乗予定の中部国際空港発デトロイト行きの便が4時間ほど遅延をしているという旨が記されていました。
経由地であるデトロイトから次の目的地であるトロント行きの便への乗継時間は5分ですと表示されています。
全くもって乗り継ぎ不可能です。
電車の乗継ぎとは訳が違います。
急いで航空会社に電話をし便の振替えをお願いしましたが、デトロイトからトロントへ行く他の便は翌日しかないという回答でした。
翌朝にはトロントからキューバ行きの便を別の航空会社で手配していたので、翌日の便でトロントに飛んでいては今度はその便に間に合わなくなってしまいます。
電話対応してくださった方に事情を説明すると、
「大変申し訳ありませんが、トロントからキューバ行きの便を振替えてもらってください。」
との答えが返ってきました。
要するに、デトロイト発の乗り継ぎ便に間に合わせることは不可能ですということでした。
私がとった行動と航空会社の対応
この場合、無料で振替えというわけにはいかなくなるうえに今後の予定が大幅に狂ってしまう。
そこで私は電話対応してくださったスタッフに頼み込みました。
『絶対にどうしても本日中にトロントに到着したいんです!!でき得る限りの手段の提案をお願いします!!』
と。
そして色々調べていただいた結果、中部国際空港からではなく成田国際空港発のデトロイト行きの便に搭乗すればトロント行きの便に乗継げるとの回答をいただきました。
そしてなんと中部国際空港から成田国際空港行きの便までも無料で手配していただきました。
ご対応いただいたスタッフの方にはとても感謝しています。
諦めずに電話をして頼み込んでよかったです。
慌ただしい旅立ち
しかし、油断は禁物です。
実は成田国際空港からデトロイト行きの便への乗継時間もなかなか短かったのです!
両親に別れを告げ、姉と甥が空港まで送ってくれました。
そして年の瀬の忙しい中、遠いところから友人が空港までお見送りに来てくれました。
本当は空港で一緒にお茶をしてたくさん写真を撮ろうと話していたのに便の変更によりそのような時間もなくなってしまい残念です。
成田国際空港では案の定、乗り継ぎのチェックインは私が最後の1人でした。
なんとか間に合ってよかったです。
そして、デトロイト行きの便は満席。
振替便に乗ることができて改めてよかったと胸を撫で下ろしました。
友人が餞別として贈ってくれたお守りのブレスレット。
災いから身を守り、幸運と勇気をもたらしてくれる旅の守護石が入っています。
友人にはたくさん応援してもらって本当に感謝しています。
旅のお守りが増えました。
実を言うと成田国際空港で出発を待つ間、いただいた手紙や友人たちからのメッセージを読んでいたらなんだかホッとして涙が出てきました。
『何で今日に限ってこんな予定外の事態が起きるんだろう…。何で上手くいかないんだろう…。』
と最初はモヤモヤした気持ちでいましたが、予定外のことなんてきっとこれからたくさん、数え切れない程起きるんだろうなと思いました。
それも、旅の一部として楽しめるような人間になれたらよいなと思います。
人生は、旅は、予測不能な出来事で溢れている。
その予測不能な出来事を、非日常を楽しむことこそが旅の醍醐味と言えるのかもしれないですね。
こうして、なんとか無事に(?)私の旅は幕を開けました。
注意ポイント
出発の24時間前にはインターネットで航空便の運行情報を確認しましょう
もしも便に欠航、または遅延による乗継便搭乗不可能な状況が見られたときはすぐに航空会社かチケットを手配した旅行会社に電話で問合せをしましょう