グアテマラ

グアテマラ入国審査での注意事項!?パレンケからフローレスへの国境越え!!

2018-02-11

前回の記事ではメキシコからボートに乗ってグアテマラのイミグレーションへ向かうお話をご紹介させていただきました。

 

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今回はその続き、グアテマラのイミグレーションとフローレスへの道のりについてご紹介させていただきます!

 

グアテマラ入国注意事項

  • 入国審査で入国税を支払う必要はありません
  • グアテマラのATMはマスターカード利用可能ATMでもマスターカードが利用できないこともあります
  • グアテマラのATMではスキミング被害が多いので安全なATMを利用しましょう

 

Noriko
グアテマラのイミグレーションではお金を騙し取られそうになるというハプニングもありました!

 

グアテマラの入国審査

パーティー編成

グアテマラに到着し、グアテマラ側のドライバーに付いて行くと、売店のような場所に数名の旅行者らしき人達が集まっていました。

どうやらここで他の旅行会社を利用した方々と合流して、一緒にフローレスへ向かうようです。

 

その中にいた、ガタイが良く右腕にびっしりタトゥー…というより立派な刺青が彫ってある男性と目が合い気まずい気持ちになりました。

 

実は前日、私はホテルで彼に声をかけられていました。

『おい!どこかで会わなかったか?確かサンクリストバルで…』

と声を掛けられたのですが、彼の見た目があまりにもメキシコマフィアのようで怖かったのでよそよそしい態度を取り自室に逃げ込んでしまったのです。

 

まさかこんなところで再会するなんて…。

人を見た目で判断してはいけませんが、彼はまさしく私がイメージしていた麻薬組織を操るマフィアそのものでした。

 

一緒にフローレスへ向かうメンバーは、メキシコマフィアのような男性とオーランド・ブルームをちょっと崩したようなドイツ人男性、そして欧米人の家族連れです。

 

ドライバーがドイツ人男性に何か説明をしていました。

何を言われたのかと尋ねたところ、

『グアテマラの入国審査で入国税を支払うように説明された』

と彼は言うのです。

 

『妙だな…。グアテマラに入国する際は入国税は支払わなくていいはずだ。俺はちゃんと事前に調べたからこの情報は確かなはずだ。』

とメキシコマフィアのような男性が言います。

 

果たして入国税を支払わなくてはいけないのでしょうか!?

お金を要求される入国審査

何はともあれ、ボロボロのバンに乗り込み30分ほど走ったところで私たちはグアテマラの入国審査所に無事到着しました。

 

『まずは俺から行く。』

とメキシコマフィアのような男性が先陣を切ります。

 

するとやはり、入国審査官に入国税を支払うように言われていました。

 

一体どうなるのか…。後ろからこっそり見守っていると彼は、

『支払いの義務はないはずだ。』

とあっさり要求をかわしていました。

 

そして支払うことなく彼は入国審査を完了させていました。

 

『要求されても支払う必要はないからな。』

と、その場にいた全員に耳打ちします。

 

そのおかげか、私を含め他の全員は支払いを要求されることはありませんでした。

彼がいなかったら危うくお金を騙し取られていたかもしれません。

 

入国審査を終え一息ついているとメキシコマフィアのような男性に話しかけられました。

よくよく話を聞いてみると、彼はただの旅行好きのオーストラリア人でした。

お互いのパスポートのスタンプを見せ合い、今までの旅の話で盛り上がります。

 

『日本はいい国だよな!2回程行ったことがあるよ。ジェットスターがセールをやってて約$20で行くことができたんだ!』

と語る彼は親日家であり、とても良い人でした。

やはり、人を見た目で判断してはいけないですね。

 

注意ポイント

グアテマラでは出国時に出国税20ケツァールが徴収されます。

 

入国審査場からフローレスへ移動

フローレスへの道のり

そして、11:20頃に入国審査所を出発し、2時間程舗装されていない道路をひたすら走り続けます。

目に飛び込んでくる風景はまるで原始時代のようです。

煙を噴いている火山もあり、見ていて飽きませんでした。

時折、木々の間に藁ぶき屋根のような家が点在しているのが目に入りました。

洗濯物が干してあるので人が住んでいるのでしょう。

 

きっと、日本に居た時の私の生活とは大きく違う生活を送っているに違いありません。

ここに住んでいる人達は一体どんな価値観を持って何を幸せとして生きているのか、どんな生活をしているのかと考えてしまいます。

 

そして、13:15頃舗装されていない道路はやっと舗装された道路へと変わりました。

車も走るスピードを上げます。

それから2時間程走り、15時頃やっとフローレスの街に到着しました。

私の滞在先はフローレス島と言って橋を渡った先にある小さな島です。

 

『フローレス島にはクレジットカードが使える場所も少なくATMがほとんどないので今のうちに現金を下ろしておくように。』

と、現地のガイドらしき人物が乗車している車に案内にきました。

 

みんなでガイドが案内してくれたATMでお金を下ろします。

 

私もセディナカードでキャッシングをしようと操作を進め、最後の操作まで終えたのになぜかお金が出てきません。

 

その時、昔読んだある旅人の方のブログを思い出しました。

海外で国際キャッシュカードを利用してお金を下ろそうとしたところ、

操作は完了したのにお金が出てこず、お金は出てこなかったのに残高が減っていたということを…。

 

慌ててATMボックスから飛び出し、オーストラリア人男性(メキシコマフィア)の元にかけより事情を説明して助けを求めます。

どうやらそのATMではマスターカード利用可能のマークがあるにもかかわらず、マスターカードは利用できないとのことでした。

 

ドイツ人男性も引き出せなかったらしく、マスターカードでも引き出しができるATMがあると案内してくれました。

 

グアテマラではこのようなことが結構頻繁にあるようです。

 

注意ポイント

聞いた話によるとアンティグアなどでもスキミング被害が多いようなので気を付けた方が良いそうです。

 

そして、橋を渡りフローレス島に到着しました。

 

どのホテルに宿泊するのか?という話になり、私が‶Green World The Hostelに宿泊予定だ”ということを伝えると、

オーストラリア人男性(メキシコマフィア)の顔色が変わります。

『おい…。そのホテル大丈夫なのか…!?』

「えっ、何がですか?このホテルヤバいんですか?」

ドイツ人男性は爆笑しています。

 

するとオーストラリア人男性はこう説明してくれました。

『‶Green World” だなんて…まるで変な薬や葉っぱやってる奴が集まってそうな名前じゃないか…!!変な葉っぱとかキノコやってないよな?そういうのは危険だから、本当手を出すなよ!!』

まさか、当初自分が麻薬組織を操るメキシコマフィアみたいだと感じていた彼からそんな注意を受けるとは…。

※ちなみにごく普通のホステルでした。

 

そして順々に宿泊予定のホテルまで送迎してもらうことになりました。

他の乗客が降車しているのを待っていると車の周りには旅行会社のツアー勧誘がたくさんやってきます。

 

ここで対応に応じるとおそらく高い料金をふっかけられるのだと思います。

断っても断ってもしつこく勧誘してくる彼ら。

 

オーストラリア人男性の方に目をやると彼は、

『Oh... I need to think ...』

の一言で全ての勧誘を蹴散らし、『じゃあな!良い旅を!!』と車を降り颯爽と去って行ってしまいました。

 

私も彼を真似て、

「I need to think ...」

と言いましたが、

『考えてる暇なんてないだろ!あと5席で埋まってしまうぞ!とにかくオフィスに来い!』

とさらに強い勧誘に巻き込まれるのでした。

 

その時感じたのは、あのオーストラリア人男性はまさに‶私の理想の旅人像”だったということです。

 

私もいつか、あんな風になれる日がくるのか…。

まだまだ先は長そうです。

行き方・料金

メキシコのパレンケからグアテマラのフローレスへ

KICHAN BAJLUM(旅行会社)

所要時間:約9時間半~

出発時刻:6:00

到着時刻:15:30頃

料金:500MXN~(約3,000円~)

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Noriko Sumiya

約2年間の世界ひとり旅を経験。通算80カ国+未承認国家を訪問。 2020年3月に新型コロナウイルスの影響で帰国した後は『心の声に従い、自分らしく生きる』というテーマに焦点を当て、世界中どこでもパソコン1台で収入を得られる自由な旅人に転身。同じ夢を持つ方たちを応援したいと思い情報発信をしています。ビジネスブログも書いていますのでよろしければご覧ください!

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