ウクライナ

ウクライナのミステリアスなお城、カームヤネツィ=ポジーリシクィイ要塞へ

今回はウクライナにあるミステリアスで美しいお城、カームヤネツィ・ポジーリシクィイ要塞の観光情報をご紹介させていただきます!

 

様々な文化や人種が混在する街、カームヤネツィ・ポジーリシクィイ。

宿泊してみるのも面白そうですし、チェルノフツィから日帰りで観光することも可能です。

 

Noriko
私はバスを利用し、チェルノフツィから日帰りで観光しました!

 

カームヤネツィ=ポジーリシクィイ要塞とは

カームヤネツィ=ポジーリシクィイの街の象徴と言ってもよい、存在感あふれる要塞です。

一本続くその道の果てに佇むその姿はどこかミステリアスでウクライナ七不思議の一つにも数えられているそうです。

中世に建築されたこの要塞は度重なる戦いの中、6世紀の間に2度しか敵の手中に落ちなかったことからも難攻不落の要塞としても名高いそうです。

 

チェルノフツィからカームヤネツィ=ポジーリシクィイへ移動

チェルノフツィ中心街からセントラルバスステーションへ

滞在していたチェルノフツィ中心街からセントラルバスステーションへは少し距離があったので市内を走るミニバスで向かいました。

11番、もしくは29番のバスに乗って向かいます。

チェルノフツィ中心地から15分ほどでセントラルバスステーションへ到着。

そこまで大きくないバスステーションの中にはいくつかのショップと食堂があります。

チケットは事前にインターネットで手配をしておきました。

チケットカウンターでチケットを購入することもできますが、早めに購入しておかないと席が埋まってしまう可能性もあるようです。

10:34に私が乗車する予定のバスが到着しました。

2階建ての観光用のバスといった雰囲気です。

バスに乗り込み、席を確保します。

席は自由席でした。

10:50にバスは予定通り出発します。

しばらく走るとあたり一面に咲くひまわり畑が目に飛び込んできました。

その美しさに感動します。

これは観賞用ではなく、ヒマワリ油を採取する用のひまわりなのだとか。

なんでもウクライナのヒマワリ油は世界市場の約40パーセントものシェアを誇るそうです。

ふと、スペインのアンダルシアに咲き誇るひまわり畑を思い出しました。

バスは順調に進み、12:33にカームヤネツィ=ポジーリシクィイのバスステーションヘ無事到着しました。

バスステーションは賑やかで、いくつもの食べ物屋さんが並んでいます。

トイレもありました。

こちらのトイレは有料でしたが、軽くトラウマになりそうな感じのトイレでした。

偏見かもしれませんが、旧ソ連のトイレの公衆トイレは高確率でヤバイです。

 

カームヤネツィ=ポジーリシクィイ観光

カームヤネツィ=ポジーリシクィイの街並み

バスステーションを出て歩くと、そこには旧ソ連の街並みが広がっていました。

少しゴチャゴチャしたロシアンマーケットのような市場を眺めながら歩きます。

野菜や果物も販売されており、観光地というよりは生活感が感じられる場所でした。

旧ソ連特有の団地もあります。

この団地は普段旧ソ連で目にするような無気力感漂う灰色の団地ではなく、壁にはお花の模様があり、花壇にお花も咲いており、なんだか少し明るい雰囲気がしました。

すっかりお昼の時間になっていたので目に入ったファーストフード店で昼食をとることにします。

チキンフィレオバーガーみたいなのとシェイクを注文。

安い金額で馴染みのある味を楽しめる…といった食事でした。

帰りのバスチケットも手配しており、この街での滞在時間は限られているので食事を終えたら再び要塞に向けて出発です。

しばらく歩くと美しい教会がありました。

簡単に見学をして再び歩き出します。

しばらく歩くと橋を渡った向こう側にヨーロッパの街並みが現れました。

やっと観光地らしくなってきたなと思います。

橋と背景に写る街並みがとても美しいです。

橋を渡った先にあった景色は旧ソ連ではなく、まるでポーランドのような華やかな街並み。

カラフルな建物が可愛らしくてテンションが上がります。

とは言え、旧ソ連の灰色の団地を見てもテンションは上がる私ですが。

大きなイースターエッグもありました。

ここは観光客向けのマーケットのようです。

新型コロナウイルスの影響か、ほとんど人の姿はありませんがたくさんのお土産が並べられていました。

可愛らしいポーランドのような街並みを堪能しつつ、要塞へと向かいます。

カームヤネツィ=ポジーリシクィイ要塞

その姿が目に飛び込んできたとき、あまりの美しさに見とれてしまいました。

バスステーションから街並みを楽しみながら歩いてきて、やっと目的の要塞に到着です。

要塞の周りは断崖絶壁。

確かにこれじゃあ難攻不落ですね。

すぐに要塞へ近づくことはせず、まずは少し離れた場所からの景色を楽しみます。

要塞を眺めることができるカフェもありました。

ここでお茶をしたらすごく優雅な気分が味わえるかもしれません。

充分に遠くからの景色を堪能して写真をたくさん取ってから要塞へと続く一本の道を歩いて入場します。

要塞は小高い丘のようになっていて、街を見渡すこともできました。

青い、童話の世界に出てきそうな教会があり、しばらく眺めます。

教会…だと思いますがまるでお姫様が暮らしているお城のようにも見えます。

入場料を支払い、要塞の中に足を踏み入れると中にはいくらかの観光客がいて様々なアトラクションが私の目に飛び込んできました。

ここではクロスボウを打つことが出来るようです。

武器屋もあり、まるでRPGの世界です。

食堂もあり、大きな鍋が吊るされています。

こんなところも中世の世界を演出しているのかと感心しました。

ここでは長い串に刺さったシャシリクを食べたり、ビールなどお酒を楽しむこともできるようです。

こちらはパン屋なのか竈の中でパンが焼かれていました。

アツアツで美味しそうです。

城内に足を踏み入れて色んな角度から景色を楽しみます。

城内は博物館にもなっており、当時使用された武器や道具などが展示されていました。

要塞を堪能した後は、要塞の裏側へと足を運びます。

裏側にはちょっとした広場がありました。

裏側から眺める要塞も素敵です。

今まで世界各地で色んなお城、要塞などを見てきましたがこの要塞はミステリアスでカッコイイなと思いました。

たっぷりと楽しんだあとは帰りのバスの時間も迫っているので帰路につきます。

きっと夕暮れや、日が暮れてライトアップされた姿も美しいんだろうなと思います。

帰りは来た道とは別の道でバスステーションへ戻りました。

ちなみに帰りのバスはこのようなミニバンでした。

ミニバンは17:26にバスステーションを出発。

渋滞があり、少し遅れたものの19:30にチェルノフツィのバスステーションへ到着しました。

滞在時間は約5時間の日帰り旅行でしたが、充分楽しむことができてよかったです。

 

Noriko
ライトアップされた夜の要塞が見たい方はカームヤネツィ=ポジーリシクィイへ宿泊されるとよいかもしれません!チェルノフツィへの帰りのバスは比較的早い時間になくなってしまうようなので注意が必要です。

 

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行き方・料金

チェルノフツィからカームヤネツィ=ポジーリシクィイへ

バス
所要時間:片道約1時間40分~
時刻表:出発10:50-到着12:30
料金:片道85UAH~(約340円)

【乗車場所】チェルノフツィバスステーション

【降車場所】カームヤネツィ=ポジーリシクィイ

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Noriko Sumiya

約2年間の世界ひとり旅を経験。通算80カ国+未承認国家を訪問。 2020年3月に新型コロナウイルスの影響で帰国した後は『心の声に従い、自分らしく生きる』というテーマに焦点を当て、世界中どこでもパソコン1台で収入を得られる自由な旅人に転身。同じ夢を持つ方たちを応援したいと思い情報発信をしています。ビジネスブログも書いていますのでよろしければご覧ください!

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