今回はアルゼンチンの首都、ブエノス・アイレスの観光についてご紹介させていただきます。
ブエノス・アイレスに到着した私は完全にビビっていました。
昔、アルゼンチン人の友人が『ブエノス・アイレスは危険な街だ。家には鉄格子が設置されている…。』と語っていたのを思い出したからです。
果たしてここはそのような危険な街なのか…?

ブエノス・アイレス市街観光
ブエノス・アイレスの街並み
到着したブエノス・アイレスは首都というだけあり、都会でした。
“南米のパリ”と称されるその街は、建築物は美しくまるでヨーロッパのようです。
宿にチェックインをし、街をフラリと歩けば小洒落たカフェや美味しそうなスウィーツ屋などが目に入ります。
私が想像していたよりずっと雰囲気のよい街でした。
しかし、油断は禁物。
危険な通りには入らない、夜むやみに出歩かないなどの必要最低限の注意はしたいものです。
ここでは首絞め強盗なども多いと聞きます。
ボカ地区カミニート
ブエノス・アイレスのボカ地区にはカミニートという街があります。
カラフルな建物で構成されたこの街は、かつて港街として栄えヨーロッパの船が行き来したそうです。
移住してきた貧しいイタリア系移民によって作り上げられた文化の名残が今でも見られるそうで、アルゼンチンタンゴ発祥の地であるとも言われています。
とても魅力的な街なのでブエノス・アイレスを訪れた際はぜひ訪問しようと考えていました。
しかし、ここで注意しなければいけないのがカミニートの治安はそこまで悪くないようなのですが、ボカ地区の治安ははっきり言って悪いということです。
観光はカミニートのみに絞り、ボカ地区をフラフラさまよい歩くというような愚行は控えようと肝に銘じました。
カミニート以外のボカ地区をフラフラするのは止めようと心に決めていた私でしたが、宿から歩いてカミニートを目指したため結果的にボカ地区をちょっとフラフラすることになってしまいました。
結果的に事件に巻き込まれなかったからよかったものの迂闊な行動は避けたいものです。
安全にカミニートへ行くには、29番/152番バスなどを利用するとよいです。
到着したカミニートは目眩がする程カラフルな街でした。
“どんな落ち込んだ気分も上げてみせます”という無言のメッセージを発信しているような街です。
私はカラフルな建物たちに対して「可愛いー!」とたまに独り言を発しながら街を散策しました。
すると、そこでハッとさせられる光景を目にします。
なんと、突然路上でタンゴを踊り始めるダンサーが現れたのです。
さすがタンゴ発祥の地!!
なんか、すごくカッコイイ。
立ち止まって鑑賞してしまいました。
こちらのテラス席のレストランでもタンゴのショーが開催されています
食事をしながらタンゴを楽しむこともできるようですね。
カミニートにはたくさんのレストランがあるので利用してみるのもいいかもしれません。
ここにはたくさんの可愛いお土産が販売されていました。
街の散策はもちろん、タンゴや食事も楽しめる街カミニート。
こうして、カミニートを満喫した私は再びボカ地区を歩き宿に戻ったのでした。
ブエノス・アイレスを訪れた際は外すことのできない観光地です。
世界で2番目に美しい本屋、エル・アテネオ
さらに、ブエノス・アイレスで有名な観光地と言えば世界で2番目に美しい本屋があげられます。
その本屋の名はEl Ateneo Grand Splendid(エル・アテネオ・グランド・スプレンディッド)。
世界で2番目に美しいと言われる所以は、英国のガーディアン誌に選ばれたことに起因するそうです。
数年前、私はポルトガルのポルトにある世界で3番目に美しい本屋を訪問したことを思い出しました。
世界で3番目に美しい本屋ですらこんなにも美しいのです。
ちなみにこちらの本屋は映画ハリーポッターのロケ地ともなっています。
それをさらに上回る2番目に美しい本屋とは一体どのような美しさなのでしょうか。
これはもう、行くしかない。
私はその本屋へと向かいました。
地下鉄に乗り、Callao駅で降車します。
そこから少し歩けば世界で2番目に美しい本屋、エル・アテネオに到着です。
入店した私はさっそく上層階へと足を運びました。
見たかったのは、この景色。
確かに、豪華で美しい。
この施設はかつて劇場や映画館としても使用された経歴があるそうです。
道理で美しいわけですね。
そして今は本屋として活躍し、世界中から観光客を集めています。
下の階も散策してみることにしました。
様々なジャンルの本やCD、DVDなども取り扱っており品揃えはとても豊富です。
テーブル席を見つけました。
どうやらカフェも併設されているようです。
こんなにも美しくて落ち着く場所で飲むコーヒーは美味しいのだろうなと思いました。
ここは間違いなく世界で2番目に美しい本屋なのだろうと感じさせられる美しさでした。
しかし、ただの個人的意見にすぎませんが私は世界で3番目に美しいポルトガルの本屋の方が好みでした。
残るは世界で1番美しい本屋です。
ブエノス・アイレスは危険という話も聞きますが、注意して観光をすれば大丈夫ですしとても魅力的な街でした!
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行き方・料金
ボカ地区カミニート
コレクティーボ(市内バス29番/152番)
※ニューススタンドなどで路線マップを購入することも可能です。
アクセス
世界で2番目に美しい本屋(エル・アテネオ)
Callao駅下車、徒歩約10分弱