アルゼンチン

超危険!?猛獣たちと触れ合える世界一危険なルハン動物園!!

私には気になって仕方がない動物園があった。

その動物園では猛獣たちと触れ合うことができるらしい。

その名を、ルハン動物園という。

“猛獣と友達になれるなんてなんかカッコイイなぁ”と感じた私はその動物園に乗り込むことにした。

ブエノス・アイレス市内からルハン動物園へ

地下鉄 Plaza Italia 駅近くのバス停から

ルハン動物園まではブエノスアイレス市内からバスで行くことができる。

地下鉄Plaza Italia駅のすぐ側にバスの乗り場があるそうだ。

私はPlaza Italia駅の付近でバスを探した。

そして、見つけた。

ATLANTiDA社57番バス。このバスがルハン動物へ行くらしい。

しかし、57番バスは複数存在しており、動物園に行かないバスもあると聞いたので乗車の際は運転手に確認を取った方がよいだろう。

さらに注意すべき点としては、バスは動物園の前に停車することなくそのまま通過してしまう恐れもあるということだ。

あらかじめ運転手にルハン動物園で降ろして欲しいと伝えるか、GPS付きの地図で自分の位置を確認しルハン動物園に近づいたら降りますと申し出る必要がある。

そのようにしないと、終点であるルハンの街のバスターミナルに到着してしまうというリスクがある。

私がそうであったように──────…。

バスを乗り過ごしてルハンバスターミナルに到着

私が乗車したバスが実際にルハン動物園の前で停車せずにそのまま通過してしまったのかどうかは、今となってはわからない。

バスの中で眠りに落ちていた私は、目が覚めたらルハンのバスターミナルに居たのだ。

途方に暮れた私は周囲にいる人たちに助けを求めた。

どうやら9番乗り場から出発する203番バスに乗車すればルハン動物園に行けるとのことだ。(57番でも行けるらしい)

私は再びバスに乗車した。

 

ルハン動物園

少し遠回りをしてしまったが、無事ルハン動物園に到着した。

入場料は600ペソ(約3,180円)だった。

小さな街の動物園にしては強気なその金額設定が、これから猛獣たちと触れ合えるという事実を示唆しているようにも感じられた。

期待を胸に、園内へと足を踏み入れる。

園内は驚きで溢れていた(色んな意味で)

まず、私の目に飛び込んできたのは一緒の小屋に入れられた犬と子供のライオンだった。

この動物園では犬がライオンを育てるのだろうか?

だからライオンは犬のように高い忠誠心を持って成長し、人間とも触れ合うことができるようになっているのだろうか?

これにはちゃんとした理由があった。

幼い頃から犬に育てられることによってライオンは“犬は自分より強い生き物だ”という概念を埋め込まれる。

さらに“その犬よりも強い人間はもちろん自分よりも強い生き物だ”という考え方のピラミッドが形成されるわけだ。

だからここにいるライオンは人間に従順なのだという。

完全に動物界のヒエラルキーを無視している。

そんな風に思いながら私は園内を進んだ。

園内にはカラフルでちょっとお洒落な廃車が散乱していた。

この時、私の中に若干不安な気持ちが芽生えていた。

平日というのも原因の一つにあるのかもしれないが、入場客がとても少ないのだ。

園内にはどこか寂しい雰囲気が漂っている。

もしかして、廃業寸前なのではないか?

猛獣との触れ合い体験は現在中止しておりますと言われたらどうしよう。

猛獣はどこにいるのだろう?

なんと言っても、この施設に漂うB級感は尋常じゃない。

気を取り直して、再び園内を歩き出すと動物たちの餌が売られているのを見つけた。

たくさんのフラミンゴたちがいる。

アヒルかガチョウのような鳥たちも園内を自由気ままに散歩していた。

餌がもらえることを期待して近づいてきたヤギ。

こちらの檻の中にはトラがいた。

しかし、ここで触れ合うことはできないようだ。

私に関心を示さない鶏たち。

 

ついに猛獣たちと触れ合う

こうして園内を散策していた私は、ついに発見してしまった。

猛獣と触れ合える場所を──────。

最初に触れ合ったのはお昼寝中の子供のライオンだった。

猛獣とは思えないほど可愛い。

お昼寝中のところ申し訳ないが、私は彼らを撫で回した。

テンションは一気に上がった。

さらに、おとなのライオン達も居た。

私は興奮のあまり自力で扉を開けて檻の中に侵入しようとした。

係員に『ちょっと待ってくださいー!!』と制止される。

改めて係員から入場に関する注意事項を軽く聞き、正規の入口から入場した。

私の目の前には百獣の王とも称えられるオスのライオンがいた。

私は敬意を持って、彼に触れた。

恐怖心など全くなく、スーパースターと握手をしている時のような高揚した気分だった。

間近で見たライオンは威厳に満ちていて最高にカッコよかった。

彼が自分のことを人間よりも、ましてや犬よりも弱い存在だと思い込んでいるなどとは微塵も感じさせられなかった。

トラとの触れ合いも体験することができた。

檻の中に入場した際にトラと目があった。

なんて美しくて気高い生き物なんだろうと感じた。

ここではホワイトタイガーも飼育されている。

檻の中で日向ぼっこするメスのライオン。

色々な動物たちと出会うことができた。

彼は檻の中であっちこっち歩き回り全く落ち着きがなかった。

私は心配になりしばらくその行動を見守っていた。

さらに、ここでは象に餌付け体験をすることもできる。

象は私の大好きな動物だ。大きな身体とつぶらな瞳と特徴的な口元が堪らなく可愛い。

象に餌を与えることができて、私は最高に嬉しかった。

象も私から餌をもらうことができて嬉しそうだった。

鬣にドレッドパーマをかけたようなお洒落な馬。

オウムや池の中の鯉も、このルハン動物園をより盛り上げてくれる大切な構成員だ。

猛獣とは言い難いがラクダとも触れ合うことができた。

ちなみに動物と一緒に写っている写真はスマートフォンで係員の方々に撮影していただいた。

頼まずとも彼らは連射機能を使用したかのような大量の写真を撮影してくれた。

 

園内を充分満喫した私は帰路についた。

 

ルハン動物園からブエノス・アイレス市内へ

ルハン動物園からブエノス・アイレス市内へ戻る際も57番バスを利用すれば大丈夫だ。

やってきたバスの運転手に尋ねたところPlaza Italia駅へは行かないが、Once駅へは行くとの回答をいただいたのでそのまま乗車した。

そして、無事Once駅に到着した。

Once駅周辺は治安が悪いと言われていたが私の目には平和そのものに映った。

猛獣や動物たちとも触れ合うことができ、とても充実した一日だった。

 

行き方・料金

ブエノス・アイレス市内からルハン動物園へ

ATLANTiDA社バス(57番)
所要時間:約1時間30分~2時間
料金:片道50ARS~(約265円~)
※バスに乗車するにはSUBEというプリペイドカードが必要です。

【乗車場所】地下鉄Plaza Italia駅近くのバス停

ルハン動物園からブエノス・アイレス市内へ

【乗車場所】ルハン動物園近くの大通り(※57番バス)

 

【降車場所】地下鉄Once駅近くのバス停(※地下鉄Plaza Italia駅行きがない場合こちらのバス停行きでも市内に戻れます)

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