メキシコ

出発時間15分前に搭乗拒否された!?メキシコシティ国際空港で私が犯した1つの過ち!!

中米の旅もいよいよ終わりを迎え、ついに憧れの地である南米へと旅立つ時がやって来た。

しかし、ここで思わぬトラブルが発生した。

メキシコシティ国際空港でペルーのリマ行きの便に搭乗しようとした際、搭乗拒否をされてしまったのだ。

なぜそのような事態に陥ってしまったのか、その後の展開はどうなったのか…書かせていただこうと思う。

メキシコシティ国際空港への道のり

メキシコシティ市内から空港へ

搭乗予定の航空便の出発時刻は朝10:05だ。

出発前にラウンジでゆっくり過ごしたいと思い、7:00過ぎ頃には空港に到着できるように6:00前にホテルをチェックアウトした。

地下鉄の駅を目指して歩く。

そして6:00に最寄りの地下鉄の駅に到着した。

しかし、なぜか駅のゲートは閉まっていた。

おかしい。平日は朝5:00から運行しているはずだ。

もうすぐ開くのかな?と待っているうちに時刻は7:00になっていた。

そこでやっとゲートが開き、地下鉄に乗車。

後でわかった事実だが、メキシコシティの地下鉄は毎月5日は朝7:00から運行という謎のタイムテーブルが組まれているようだ。

ラウンジで朝食をとる

無事空港に到着したもののチェックインカウンターを探すのに時間を要してしまい、チェックインを終えたのは9:00過ぎだった。

チェックインカウンターの方が親切にも『セキュリティゲートの場所はわかりますか?あちらですよ。』と教えてくれたので急いでセキュリティゲートに向かう。

この時、私の頭の中は「早くラウンジで美味しい朝ご飯を食べたい」という想いでいっぱいだった。

グアナファトで憲人さんとまささんが‶どこの空港のラウンジがよかったか”という話をされているのを聞きながら、私も早く空港のラウンジを使用してみたいと考えていたのだ。

『メキシコシティの空港だったらラウンジがあるからぜひ使用してみるといいよ。』

との言葉をいただき、「絶対にメキシコシティの空港のラウンジで美味しいご飯を食べよう!!」と固く誓った。

ボーディングタイムまで残り10分程しかなかったが、少しでもいいから…と思いラウンジに駆け込んだ。

そして、無事美味しい朝ご飯をいただいた。

 

搭乗拒否された事件

いきなり搭乗拒否宣告

気づけば既にボーディングタイムは始まっていた。

少しくらい遅れたって大丈夫だろうと思い、私は余裕の態度で出発ゲートに向かった。

 

搭乗は既に始まっていたが、まだまだ列に並んでいる人達はたくさんいたので問題なく搭乗できると考えていた。この時は。

列に並び搭乗券を係員に見せ、ゲートを進もうとした時私は係員に止められた。

『ちょっと…!!あなた、いつメキシコに入国したの!?あなたは出国できません。イミグレーションへ行ってください。

 

一瞬、頭が真っ白になった。

出国できない?なぜ!?

イミグレーションへ行けって…今、飛行機の出発15分前ですけど!?

 

私はかつてないほど混乱した。

なぜ搭乗できないのか?ここからイミグレーションへはどうやって行けばいいのか?

そういえば私、ゲートに来る途中にイミグレーションを通過してきていなかった!!

とにかくこれは「見逃してください」で済まされる問題ではないことはわかった。

 

思い起こせば今回の旅で私は様々なものをスルーしてきた。

パレンケ遺跡の入域料、テオティワカン遺跡の入場料、そしてついにイミグレーションまでスルーしてしまうとは…。

イミグレーションで入国税を支払う

飛行機に搭乗できる保証はどこにもなかったが、とにかくイミグレーションを目指して全力で走り出す。

走り出したところで空港内を走るエレクトリックエアポートカーを見つけ、運転しているお兄さんに事情を話しイミグレーションまで乗せていっていただいた。

イミグレーションは意外とすぐ近くにあり、私と同じ状況に陥っている欧米系の女性2人が係員と話をしていた。

私もその会話に割り込み、「私もイミグレーションへ行くように指示されたのです。」

と言って搭乗券とパスポートを渡す。

すると係員は、

『残念ながら皆さまここで処理することはできません。再度外に出てイミグレーションを済ませ、セキュリティチェックを受けて戻ってきてください。』

と言い放った。

その時点で欧米人女性2人は大パニック。

『それじゃ飛行機に間に合わないわ!便を変えてもらうことはできないの!?えっ、今日の便は他にないの?だったら全力で走って行ってくるから私たちが戻ってくるまで待っていて!!』

と係員をまくし立てている。

そんなやり取りを、私は他人事のように呆然と見ていた。

 

そして係員に案内され、女性2人とイミグレーションへ走って向かった。

イミグレーションのオフィスはセキュリティチェックを受ける前のフロアにあった。

そこで入国税を支払い、イミグレーションを無事終えた。

 

実は今回の私の旅のようにグアテマラなど他の国から陸路でメキシコに入国し、メキシコ滞在期間が7日間を超える場合は入国税を支払わなければならない。

空路でメキシコに入国する場合は航空券代に入国税が含まれているので別途支払う必要はなくなる。

 

ちなみに私がこの事実を知らなかったのかと聞かれれば、私は知っていた。

だからお財布の中には入国税分のメキシコ通貨が入っており、滞りなく支払いを済ませることができたのだ。

それなのになぜこんなに大切なことを忘れてしまっていたのかと言うと、

ラウンジでご飯を食べたいということばかり考えていたからだ。

自分の愚かさを呪った。

 

イミグレーションを終え、欧米人女性を見ると別のカウンターで手続き中だった。

「先に行きますね!」

と声をかけ、セキュリティチェックを終えゲートまで全力疾走する。

搭乗口に到着

たどり着いたゲートは案の定クローズされていた。

 

荒い息を整えながら、

「あの…、すみません…。飛行機乗りたいんですけど…。もう、遅いでしょうか!?」

と係員の女性に声をかけると、

『大丈夫ですか?とにかく落ち着いてください。心配しないで。今、確認してきますね。』

と彼女はゲートの向こうへ消えていった。

 

かつてないほどの不安な気持ちを抱えながら係員の女性を待つ。

搭乗できなかったらどうしよう。でも、Don’t worryって言っていたし…。

 

そして、現れた女性係員はゲートを開け飛行機に搭乗させてくれた。

出発時間ちょうどに私は搭乗したのだ。

 

息を切らしながら疲弊しきって席に座ると隣の席の男性が『何か問題があったのか?君の名前は?どこから来たの?』などと声をかけてきておしゃべりを始めた。

しかし、もはや私には会話を盛り上げる気力などどこにもなかった。

 

私が着席したほんの数分後に飛行機は離陸した。

あの欧米人女性達は搭乗することができたのだろうか。

それは今となってはわからない。

 

ただ、到着したリマの空港でも彼女らの姿を見ることはなかった。

 

ペルーのリマ到着

ペンション当山へ

夕方17:00、飛行機は無事ペルーのリマに到着した。

ずっと私が憧れていた南米の旅が始まった。

気になるのはやはり治安だ。

今回は治安の良い地区に立地する日本人宿、ペンション当山を宿泊先に選んだ。

空港から宿まで送迎をお願いしていたのでスムーズに宿に到着することもできた。

 

宿で日本のテレビ番組が流れているのを見た時、懐かしいような胸が温まるような不思議な気分になった。

日系ペルー人のペペさんはとても日本語が上手で親切な方だ。

安定のホットシャワーや洗濯の無料サービスなど宿の居心地も抜群に良く、何泊もしたい気分になった。

リマの日本食レストラン、ラーメン島屋

夕食はどうしようか…さっそくペルー料理に挑戦してみようかと考えていたが、宿の近くに島屋というラーメン屋を発見したので思わず入店した。

日本を離れてまだ1ヵ月と少ししか経過していないというのに、日本がとても懐かしく感じる。

注文した醤油ラーメンは日本で食べるラーメンとほとんど同じクオリティでとても美味しかった。

このお店のオーナーは数年間横浜に滞在していた経験があるらしく、日本語がとても上手だった。

『もしもペルーで何か困ったことがあったらいつでも電話してください!』と親切にも電話番号を書いた名刺をくれた。

 

メキシコは「住んでみたい」と本気で考えてしまう程、とても素敵な国だった。

それでもやはり、私には日本という環境を絶つことはできないなと感じさせられる。

こうしてトラブルを乗り越え、日本人宿と日本食に癒され、私の南米の旅は幕を開けたのだった。

 

アクセス

島屋ラーメン

※15PEN~(約510円~)ラーメンを食べることができます。他にも餃子やカツ丼などの日本食がありました。

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