トルコ

パラグライダーの聖地、美しいビーチが広がる楽園オルデニズ!!

今回はフェティエから日帰りで遊びに行くことのできる美しいビーチ、オルデニズについてご紹介させていただきます!

 

Noriko
パラグライダーの聖地とも言われ、たくさんの人たちがパラグライダーを楽しんでいました!

 

オルデニズとは

入り江に突き出すような特徴的な形をしたビーチと、真っ青な美しい海、その隣に2000m級の山々が連なる世界的にも珍しい地形を持つオルデニズ。

パラグライダーの聖地でもあり、多くの人たちがパラグライダーを楽しんでいます。

初心者の方でも安心してインストラクターと共に空の散歩を楽しむことができます。

また、水中洞窟もありスキューバダイビングのスポットとしても有名です。

フェティエからオルデニズへ移動

フェティエからオルデニズへはミニバスを利用して行くことができます。

ミニバスは旧市街にある Dolmusバスストップから乗車することができます。

 

今回は1人旅ではなく、ゲストハウスで仲良くなったルカスアントンと一緒です。

2人ともトレッキングが好きなようで、軽くトレッキングをしてからビーチに行こうという話になりました。

 

気遣いのできるアントンがミネラルウォーターを買って私に手渡してくれます。

アントンは全人類友達なの?というようなめちゃくちゃフレンドリーなロシア人。

ルカスはディープステートの話をすると止まらなくなる、色んなことを知っているデジタルノマドのポーランド人です。

同じデジタルノマドとして、ルカスは色んなアドバイスを私にしてくれる先輩のような存在でもあります。

 

11:50頃、ミニバスがやってきたので乗り込み出発しました。

ビーチの近くまでミニバスで行くことは可能ですが、私たちはトレッキングをするので30分ほど走った場所にあるビーチ手前のオルデニズの街で下車。

スーパーマーケットでナッツ類や飲み物を購入して出発です。

リシアンウェイトレイル

トレッキング

アントンは登山用品のお店で働いていて、トレッキングが大好きだそうです。

フェティエの街にもトレッキングをしながら来たのでオルデニズには一度来たと言っていました。

アントンに道案内をしてもらいながら進みます。

どうやらここが入り口のようです。

私たちが歩くコースはリシアンウェイトレイルといいます。

最初はおしゃべりをし、ナッツを食べながら歩いていました。

ヤギの群れなども見かけてとてものどかな雰囲気が漂っています。

しばらく歩き、ふと右手を見ると美しいビーチが見えました!

ルカスと私のテンションが上がります。

アントンは「もっと綺麗に見える場所があるんだよ!」と言い、先に進もうとします。

さらに歩き続けると確かに絶景が見えるポイントがいくつもありました!

その美しさにしばらく立ち止まって見惚れてしまいます。

正直この時点で私はトレッキングに充分満足していました。

というか…、ガチのトレッカーと普段から体を鍛えている欧米人男性のペースに合わせて歩くのはとてもしんどいです。

アントンが私の靴紐をきつくしっかりと結びなおしてくれ、だいぶ歩きやすくなりました。

正直、倒れるんじゃないかと思うくらい、来たことを後悔するくらい辛くて何度も休憩時間を取ってもらいながらゆっくりと進みました。

自分の体力のなさが悲しいです。

絶景ポイント

そして、頑張ってしばらく歩き続けるとアントンが言う絶景ポイントに到達。

ここではテントを張ってキャンプもできるようです。

疲れが吹き飛んでしまうような絶景です!

辛くて辛くて来たことを後悔しながら歩いていましたが、この場所に到着してやっぱり来てよかった!と思いました。

しばらく3人で絶景を堪能し、次はビーチに向かいました。

ビーチへ

山の斜面を降りてなんとかビーチにたどり着けないかと進んでいましたが、残念ながら途中で行き止まりになってしまいました。

仕方なく元来た道を引き返します。

 

途中、休憩しているトルコ人の方がミネラルウォーターをくれたり歌を演奏してくれたりしました。

トルコ人って本当に親切です。

 

ビーチまで歩くと時間がかかってしまうのでヒッチハイクをすることに。

1台目の車が止まってくれ、乗り込みます。

ドライバーは40~50代くらいのトルコ人男性。

そして可愛いわんちゃんもいました!

適当な場所で降ろしてくださいと言いましたが、ご親切にもビーチまで乗せていってくれました。

ここでもトルコ人の優しさに感動します。

アクセス

オルデニズビーチ

そうして車で走ること数分、無事ビーチに到着しました。

ビーチ付近にはレストランやカフェ、スーパーマーケットもあり小さなリゾート地という雰囲気です。

山も海も見える素敵なビーチです。

新型コロナの影響か、ビーチにはあまり人はいませんでした。

トレッキングをした直後なのにルカスは海パン姿になると海に泳ぎに行ってしまいました。

本当に元気だなと感心します。

でも、こんなに綺麗な海を見たら確かに泳ぎたい気持ちになるのかもしれません。

私はエネルギーをチャージするためにスーパーマーケットでコーラとお菓子を買い、アントンと一緒に食べ、おしゃべりしていました。

そのうちルカスも戻ってきたので3人でおしゃべりをしながらまったりします。

 

ひとり旅も楽しいですが、友達と出かけるのも違った楽しさがありますよね。

ビーチにいると偶然アントンが友達を見つけたようです。

手を振りながら友達のところへ走っていくアントン。

しばらくすると戻ってきて、みんなで一緒に夕食を食べに行こうという話になりアントンの友達が集まっている場所へ移動しました。

建ち並ぶお土産屋さんや素敵なカフェ、レストラン。

少し歩いてパラグライダーの着地地点に到着。

オルデニズはパラグライダーの聖地としても有名です。

たくさんの人たちがパラグライダーを楽しんでいました。

 

他の友達と再会して喜んでいるアントン。

しかし、ここで事件が…。

なんと、アントンと友達が再会を喜んでいる所に着陸するパラグライダーが突っ込んできたのです!

アントンとアントンの友達は思いっきり吹き飛ばされ辺りは騒然とします。

 

後で聞いた話、アントンの友達の女性は足を骨折したようでした。

アントンも脇からあばら骨の辺りが真っ赤になるようなケガを負います。

 

それでもアントンは何とか無事のようでした。

アントンもケガをしてしまいましたしその日はフェティエに戻ることにしました。

 

注意ポイント

パラグライダーの着地地点では着陸するパラグライダーに注意しましょう!

 

アクセス

オルデニズからフェティエへ移動

オルデニズからフェティエへ

ビーチから出て北へ向かう道にはいくつかのバスストップがあり、そこでフェティエ行きのミニバスに乗ることができます。

オルデニズのビーチ付近の家はオレンジ色の屋根をしていていかにもリゾート地という感じで可愛らしかったです。

 

バスストップで待っているとすぐにミニバスがやってきたので、レストランでトイレを借りていたアントンを呼んで急いで乗り込みました。

ミニバスに乗り数十分で無事フェティエの街に到着です。

フェティエで夕食

帰り道、お腹が空いていたのでテイクアウトのお店でドゥルムを購入して公園で食べました。

ドゥルムは安いし美味しくて手軽に食べることができるトルコ料理の1つです。

チキン、トマト、レタス、ピクルスなどがラップで巻いてあります。

こちらはスウィーツショップで購入したトルコの伝統菓子、バクラヴァ

パイ生地よりもさらに薄い生地に砕いたクルミやピスタチオを挟んで焼き、甘いシロップをかけて仕上げたものです。

ルカスとアントンが病みつきになると勧めてくれました。

 

食べてみるととても甘く、独特の美味しさがあり本当に病みつきになりそうでした!

今を生きる

食事を終え宿に帰り、私は共有スペースでアントンとおしゃべりをしていました。

プーチン大統領が宇宙人っていう噂があるだとかそんなくだらない話をして2人で笑っていたとき、アントンが急に真面目な顔で言いました。

 

「Noriko、今を楽しむんだよ!聞こえてくる音、におい、目に映るものを五感で感じて。過去でも未来でもなく、今なんだよ。今日パラグライダーとぶつかった友達は足を骨折していたみたいだよ。そんなことが起こるなんて彼女はきっと想像していなかったと思う。僕たちはいつ死ぬかさえわからない。だから、今を楽しもう!」

 

そんな風に言われ、ハッとさせられました。

 

このブログのテーマともなっている、Present(今、現在という意味)

今を生き、今を楽しむということは私の旅や人生のテーマでもあります。

 

突然そんな風に言われ驚いてしまいましたが、私は素敵な友達に出会うことができたんだなと幸せな気持ちになりました。

 

にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周へ
にほんブログ村

行き方・料金

フェティエからオルデニズへ

ミニバス
所要時間:片道約50分~
料金:片道10.5TRY~(約138円)

【乗車場所】Dolmus バスストップ

  • この記事を書いた人
  • 最新記事

Noriko Sumiya

約2年間の世界ひとり旅を経験。通算80カ国+未承認国家を訪問。 2020年3月に新型コロナウイルスの影響で帰国した後は『心の声に従い、自分らしく生きる』というテーマに焦点を当て、世界中どこでもパソコン1台で収入を得られる自由な旅人に転身。同じ夢を持つ方たちを応援したいと思い情報発信をしています。ビジネスブログも書いていますのでよろしければご覧ください!

-トルコ
-, ,

© 2023 Noriko Sumiya