ペルー

秘境レインボーマウンテン観光!!地獄の果てに見た絶景とは!?

2018-06-01

数年前からペルーの観光名所として有名になりつつあるレインボーマウンテン

その名の通り、虹色をした山はとても美しく幻想的とのことだ。

しかし、その姿を見るためには標高5000mを超える高所を登らなければならないのだとか。

果たして今の自分にそのような体力があるのかは疑問だったが、クスコから日帰りのツアーで行くことができるようなので意を決して挑戦してきた。

 

出発前日

ツアー申込み

レインボーマウンテンへ行くにはツアーを手配する必要がある。

今回もマチュピチュ観光の際に利用させていただいたCUSCO TIERRA ANDINAで申込みをした。

料金は少しだけディスカウントをしてもらい、80ソル(約2,720円)だった。

他の旅行会社の料金も確認したが、70~85ソルが相場のようだ。

翌朝3:00~4:00の間に送迎の車が宿に迎えに来るとのことだったので、帰ってすぐに就寝することにした。

ハードなトレッキングが予想される。

体力温存はマストだ。

眠れない前夜

しかし、その前夜に予期せぬ事態が発生する。

実はその日は宿のオーナーであるママの誕生日だったらしく、たくさんの親族や友達が宿に集まりパーティーが始まったのだ。

『今日は私の誕生日なの。騒がしくてごめんなさいね。』

と、申し訳なさそうに言われた私は「全然問題ありませんよ!おめでとうございます!気にせず楽しんでください!!」と心にもないことを言い放った。

『よかったらNorikoもケーキを食べて!』と、ありがたいことに就寝前に生クリームの乗ったケーキまでいただいた。

そして私は胃もたれを起こした。

 

宴は深夜2時頃まで続き、結局私はほとんど眠ることができなかった。

最悪のコンディションでレインボーマウンテンに臨むことになったのだ。

 

クスコからレインボーマウンテンへ

朝食

早朝3:00、準備を整え待機するが一向に迎えは来ない。

4:00になりやっと1台の車が宿に迎えに来た。

それから他の宿を回り、私の他に3名の方々をピックアップしてレインボーマウンテンへと向かった。

この時点で私はかなりの疲労を感じており車内で爆睡した。

次に目が覚めた時、車は山道を走っていた。

陽はすっかり昇り、朝が来た。

到着した小屋で朝食の時間が始まる。

朝食の時間になった途端、俄然元気が出てきた。

メニューは大きな菓子パン2切れとホットコーヒー。他の参加者はパンを1切れしか食べていなかったのでお腹は空いていないのかな?と不思議に思った。

その後、ガイドから登山に関する注意事項や説明等があったようだが全てスペイン語の説明だったのでほとんど理解できなかった。

英語のツアーを選択したはずだが、きっとガイドも英語を話すのが面倒だったのだろう。

出発前にトイレを済ませておこうと小屋の外に出ると、そこには絶景が広がっていた。

時折コンドルが飛ぶ姿を目にし、その南米らしい風景に感動する。

 

そして再び車に乗り、しばらく走ってレインボーマウンテンのスタート地点に到着した。

レインボーマウンテンで乗馬する

ここから私達の闘いが始まる。

ゲートをくぐり少し歩いたところで私はまず、馬を借りた。

こちらが頂上付近まで私を乗せて行ってくれる馬さんとその馬を導いてくれる担当のお兄さんだ。

往復90ソル、片道60ソルと提示されたが片道50ソルにディスカウントしてもらい交渉成立。

えっ?馬を使うの?と思われるかもしれないが、そもそも私は登山がしたくてこの場所に来たわけではない。

レインボーマウンテンという絶景が見たくてこの場所に来たのだ。

途中で疲れ果てて体調が悪くなってしまったら、せっかくの絶景も楽しむことができない。

自分の中で協議した結果、往路は馬を利用し体力をセーブする作戦に出たというわけだ。

馬に乗り、さっそく出発する。

こんな高所にも人が住んでいるのか、道中いくつかの建物が目に入った。

私の大好きな動物、草を一生懸命食べるアルパカの群れにも遭遇した。

だんだんテンションが上がってくる。

そして、私の馬を導いてくれるお兄さんは高所で悪路にもかかわらず物凄いスピードで馬を引っ張って歩いていく。

さらに彼は気温がかなり低く寒いはずのこの環境で、靴下も履かないサンダル姿で水たまりにバシャバシャ入りながら進んで行く。

ダイナミックに馬糞を踏んでも気にする様子はない。

本当にたくましい。私にもそのたくましさを分けて欲しい。

馬を降り、ラストスパート

そして、馬に乗ること約1時間半。

馬のおかげで無事、標高5000m地点に到着した。

最後まで馬に乗って行きたいところだが、最後の1番きつい斜面は馬は登れないので自力で登らなければならない。

馬とお兄さんとお別れをし、息を切らしながらゆっくりと自分の足で登る。

標高5200m地点だ。

ほとんど頂上に近い。

このあたりでは温かいコカ茶が販売されていたり、アルパカを連れた小さな子供が写真を撮らないか?と声をかけてきたりする。

まだ4~5歳の子供に見えたが、こんなに標高が高い場所でも平気なのかと驚いた。

一方私は全然平気ではなく、1歩足を踏み出すたびに休憩をしたい衝動に襲われていた。

馬を利用したというのにほとんど瀕死の状態だ。

そして、最後の力を振り絞って登頂した。そこで目にしたレインボーマウンテンはとても不思議な色をしていて感動した。

これがレインボーマウンテン…!!

さらに自分が歩いて来た方向に目をやると、そこにはまた別の絶景があった。

実はレインボーマウンテンだけではなく、レインボーマウンテンへ行く途中の道のりも絶景の宝庫なのだ。

スタート地点へ戻る

帰路は自分の足で歩いて絶景を堪能した。

地面も不思議な色をしている。

途中で雨が降ったり晴れたりを繰り返す。

やはり山の天気は変わりやすいのかもしれない。

雨に濡れながらもひたすら歩き続けた。

羊の群れにも出会った。

そして、12:30。

私は出発したゲートになんとか戻って来ることができた!

あちこちに小さなお店が出ている。

お店を見ながら他のメンバーの到着を待つことにした。

民族衣装を着た女性達の姿が目立つ。

とても可愛らしい衣装を着ているにもかかわらず、彼女達はとても強そうに見えるから不思議だ。

 

そしてここでもアンデスの春を祝うお祭りが開催され、派手な衣装を着用した地元民の方々が音楽に合わせて踊っていた。

そのせいで道路が渋滞し車を出すことができないので、しばらく待機していて欲しいとガイドが言う。

同じグループのメンバーは既に全員揃っていたが帰ることができなくなってしまったのだ。

私は疲れと寒さからか高山病になりかけて嘔吐しそうになっていたので、車内で身体を温めながら待機していた。

もはやお祭りを見学する気力はなかった。

同メンバーのチリ人カップルやメキシコ人女性も私を心配し、お菓子をくれたりした。

 

昼食

そして1時間弱後、道路が通れるようになったので私達はレインボーマウンテンを出発した。

朝食をとった小屋に戻り、今度は昼食を食べる。

温かいスープを飲んだら俄然食欲が湧いてきた!

昼食はブッフェスタイルだ。

想像していたよりも豪華で美味しかった。

特にこちらの料理は豚の生姜焼きのような日本人好みの味付けで、めちゃくちゃご飯が進んだ。

少し前まで体調を崩して嘔吐しそうになっていたというのに、私はメンバーの中の誰よりもたくさん食べた。

そしてメンバーに心配された。

昼食を終え小屋の外に出るとそこにはやはり、のどかな美しい風景が広がっていた。

私はこの風景がとても好きだ。

少し周辺を散歩したりもした。

 

そして、昼食と休憩を終え車はクスコに向けて再び出発した。

18:00頃にクスコの街に到着し、ツアーは無事終了だ。

 

体力の面でとても心配だったので参加を迷っていたレインボーマウンテンのツアーだったが、結果的に参加してよかったなと思う。

レインボーマウンテンはもちろん、そこにたどり着くまでの途中の風景もとても美しかった。

ただ、体力に自信のない方は馬の利用をお勧めする。

 

行き方・料金

CUSCO TIERRA ANDINA
所要時間:約14時間~
料金:80PEN~(約2,700円)
ツアー内容:
・宿泊施設からレインボーマウンテンまでの送迎(往復)
・レインボーマウンテン入場料
・朝食
・昼食
※乗馬する場合は別途費用がかかります。往復90PEN、片道60PEN(交渉可)

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Noriko Sumiya

約2年間の世界ひとり旅を経験。通算80カ国+未承認国家を訪問。 2020年3月に新型コロナウイルスの影響で帰国した後は『心の声に従い、自分らしく生きる』というテーマに焦点を当て、世界中どこでもパソコン1台で収入を得られる自由な旅人に転身。同じ夢を持つ方たちを応援したいと思い情報発信をしています。ビジネスブログも書いていますのでよろしければご覧ください!

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