グアテマラ

マヤ遺跡の最高峰ティカル遺跡ツアーとフローレス島情報!!

2018-02-12

メキシコから国境を越えてグアテマラのフローレス島にやって来ました。

目的は“マヤ遺跡最高峰″とも言われるティカル遺跡を訪問するためです。

 

これまでもいくつかのマヤ遺跡を訪問した私ですが、果たしてティカル遺跡はどんな特徴を持った遺跡なのでしょうか。

 

Noriko
滞在したフローレス島もカラフルな家が建ち並び、とてものんびりとしたよい雰囲気の島だったのでご紹介させていただこうと思います!

 

フローレス島・ティカル遺跡観光ポイント

    • フローレス島はカラフルな家が可愛らしい
    • メキシコと比べ物価が高い
    • ティカル遺跡は動物にも会える早朝サンライズツアーが人気
    • ティカル遺跡はガイド同伴をお勧めします
    • ティカル遺跡内のレストランでランチをする予定の方はお昼は混むので席の予約をお勧めします

フローレス島

フローレス島の街並み

 

フローレスの街から橋を渡ったその先にある小さな島、それがフローレス島です。

湖に囲まれており、対岸の街が見えます。

フローレス島以外にも、小さな島がいくつかありました。

ここではボートに乗って湖を遊覧することもできます。

目的もなく街を散策してみます。

フローレス島の家々はカラフルでとても可愛くて驚きました。

天気は生憎の曇り空です。

雨が降らないだけマシかもしれませんが、青空だったらきっとカラフルな家々が映えただろうなぁ…と少し残念に思いました。

フローレス島は本当に小さな島なので、島の端から端まで数十分で歩くことができます。

それでも、島内にはたくさんのトゥクトゥクが走っていました。

屋台で食事

湖沿いに屋台が出ていたので覗いてみました。

見たこともないカラフルな料理とジュースが並んでいます。

試しにトルティージャのような食べ物を注文してみました。

自分で具を選ぶことができて、5ケツァル(約75円)です。

どんな味かと思いましたが、なかなか美味しかったです!

 

ちなみにフローレス島の難点は物価が高いことだと聞いていました。

旅行者が集まる観光の拠点となる街なので、仕方がないことなのかもしれませんが物価が高いのは少し苦しいです。

グアテマラはメキシコと比べ、全体的に物価が少し高い印象でした。

メキシコでも頻繁に見かけたモニュメントです。

グアテマラではスペイン語で作られていてなんだか可愛いですね。

祭事

街を散策していると大勢の人たちに遭遇しました。

お祭りなのか爆竹も頻繁にならされています。

グアテマラにも爆竹というものがあるんだなぁと驚きました。

お神輿のようなものが担がれ、たくさんの人が練り歩いています。

見るからにキリスト教関係の祭事なのでしょう。

少しその様子を見守っていましたが、日が暮れて来たので宿に帰ることにしました。

 

小さな島ですが、カラフルな家が可愛くてのんびりできる良い島です。

 

Noriko
半日ほど散策していてとても楽しかったです!

 

ティカル遺跡ツアー

ツアーの申し込みについて

ティカル遺跡に行くには、基本的に旅行会社でツアーを申込むことになります。

フローレス島には数えきれない程の旅行会社があるので、どの旅行会社を選べばよいのか迷ってしまいますね。

 

私はアンティグア行きのバスチケットを手配した旅行会社にお願いしました。

70ケツァル(約1,050円)で、ガイドなしの交通のみのツアーです。

探せばもっと安い会社もあるかもしれません。

ただ、滞在日数が1泊だけで探している時間がもったいなかったので70ケツァルで手を打ちました。

 

また、ツアー時間についても早朝4:00開始のツアーがあり、サンライズや動物たちを見ることができて人気だそうです。

正直に言うと私は起きる自信と根性がなかったので、私は8:00開始のツアーを選択しました。

ホテルからティカル遺跡へ

翌朝8:00、ホテルの前にツアーのバスが迎えにやって来ました。

8:00に出発し、ティカル遺跡に到着したのは9:55です。

到着するまで2時間近くかかりました。

入場料についてはバスの中でガイドが徴収し、まとめて支払ってくれます。

 

ちなみに敷地の入口近くに食堂があり、サンドイッチを頼むとお弁当風にジップロックに入れて渡してくれるので朝食を食べていない人は購入するとよいかもしれません。

ティカル遺跡入場

さあ、いよいよ入場です!

パレンケ遺跡もジャングルの中にありましたが、ティカル遺跡はもっともっと大きな本格的なジャングルの中にあるように感じます。

 

ガイドなしのツアーを申し込んだはずですが、ガイドが『迷子になると危ないから』と言って結局みんな一緒にガイド付きで行動することになりました。

ガイド料を支払うべきかと考えていたのですが特に要求されることもなく、他に支払っている人もいないようでした。

 

『僕のツアーに参加した人は、最高のティカル遺跡を体験して欲しい!!ここは僕の庭のようなものだから!!』

 

と、大きな誇りとプロ意識を持ったとても良いガイドさんでした。

ガイド代を支払ってツアーに参加されていた方には、なんだか少し申し訳ない気持ちになりましたが…。

巨大な生命の木

しばらく歩くと、不思議な大きな木を発見しました。

この木はセイバの木でグアテマラの国木に指定されているらしいです。

古代マヤ神話では“生命の木”と言われ、神聖な木とされていたのだとか。

神殿の上からは絶景も見える

こちらはピラミッドのような遺跡です。

ティカルは紀元4世紀から9世紀頃にかけて繁栄していた、政治や経済の中心都市であったといいます。

 

最盛期には、ここで6万人もの人々が暮らしていたそうです。

3,000を超える建築物が発見されたと言われていますが、それでもまだ半分以上は発掘されていないままなのだとか。

とにかく謎が多いミステリアスな遺跡です。

私もピラミッドに登ってみました。

その後ジャングルを歩き回り…

四号神殿の上にも登りました。

遺跡の上に登るのはけっこう大変です。

しかし高い遺跡の上から眺めた景色は本当に美しくて感動しました。

この景色が、スター・ウォーズ・エピソードIVに登場した景色です。

スター・ウォーズファン必見の景色だ。

ティカル遺跡に生息する生き物たち

さらに、木の上を見るとたくさんの黒い猿がいました。

動物は見られないかと思っていましたが、たくさんの猿を見ることができて嬉しかったです。

こちらの穴はタランチュラの巣です。

ガイドさんが木の枝を入れると、中から一瞬黒い大きな蜘蛛が姿を現しました。

昼間は巣の中に隠れているそうですが、夜になるとジャングルはタランチュラだらけになるらしい。

ちょっと怖いですね。

こちらもなかなか立派なピラミッドです。

この遺跡は苔の張り付き具合が素敵で私好みだなと思いしばらく眺めてしまいました。

一号神殿があるメイン広場

散策を続け、ついにティカル遺跡のメイン広場に到着しました。

あの有名な一号神殿が見えます。

 

10:00頃に始まったツアーでしたが、ここにたどり着いたときは13:00を過ぎていました。

 

ここでガイドさんとお別れをし、自由時間です。

とても広い遺跡の中、効率よく楽しく見学することができたのはガイドさんのおかげだと思います。

こちらはアクロポリス。宮殿、行政府、貴族などの身分が高い人の住居として使われたといわれています。

メイン広場を堪能した後は、食堂でランチを食べました。

食堂の近くに居た綺麗な鳥です。

 

お昼時になると食堂はかなり混みだすので、早めに行くか予約をしておいた方がよいかもしれません。

 

私はツアーが一緒だったアメリカ人のデヴィさんと知り合い、デヴィさんが予約してくださっていた席で一緒にランチをさせていただきました。

日本の国旗を見つけた

ティカル遺跡内ではこのようなプレートを見つけました。

ティカル国立公園の文化遺産の保存と研究センター

日本の人々が日本とグアテマラ間の友情と協力の証として寄付をした

2012年7月

というような内容でしょうか。

 

スペイン語の力が低すぎて正確に解読できませんが、日本の国旗を見つけてなんだか嬉しくなりました。

ティカル遺跡に思わぬ形で日本が関与していたようです。

 

しっかりティカル遺跡を堪能した私たちは、15時発のバスに乗りフローレス島へと帰りました。

ティカル遺跡は本当に見ごたえのある壮大な遺跡で大満足でした。

 

Noriko
グアテマラに行かれることがあれば、ぜひともお勧めしたい観光地です!

 

行き方・料金

フローレス島からティカル遺跡へ

旅行会社のツアー

所要時間:片道約1時間半~2時間

料金:往復70GTQ~(約1,050円~)

※ツアー会社、ツアー内容により料金に変動があります。

私はガイドなしの交通のみのツアーを予約。(結果的に追加料金なくガイドしてもらいました)
サンライズツアーなどが人気のようです。

追記

※Hotel Mirador Del Lago の向かいにある、こちらの写真の旅行会社でティカル遺跡ツアーとアンティグアへの交通を手配しました。

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Noriko Sumiya

約2年間の世界ひとり旅を経験。通算80カ国+未承認国家を訪問。 2020年3月に新型コロナウイルスの影響で帰国した後は『心の声に従い、自分らしく生きる』というテーマに焦点を当て、世界中どこでもパソコン1台で収入を得られる自由な旅人に転身。同じ夢を持つ方たちを応援したいと思い情報発信をしています。ビジネスブログも書いていますのでよろしければご覧ください!

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