アルゼンチン

世界最南端の郵便局で手紙を投函!?ティエラ・デル・フエゴ国立公園の楽しみ方!!

2020-01-05

ウシュアイアにはティエラ・デル・フエゴ国立公園という自然が美しい国立公園があるそうだ。

そしてその公園内には世界最南端の郵便局があるらしい。

これは行くしかない。

そう思った私は街で絵はがきを購入し、その郵便局に手紙を出しに出かけた。

ウシュアイア市内からティエラ・デル・フエゴ国立公園へ

バスで世界の果て駅へ

フエゴ国立公園へは、ウシュアイア市内の観光案内所近くのバスターミナルからバスでアクセスすることが可能だ。

私は11:00出発のバスに乗車した。

そして、約20分ほどでエントランスに到着。

実はここは世界の果て駅でもあり、ここから世界の果て号とう列車に乗ることもできる。

その列車はかつてウシュアイアの刑務所に収容されていた囚人の移動に利用されたり、伐採した木を運んだりしていたらしい。

今では観光客を乗せて園内を走り、美しい景色を楽しむことができるようだ。

私は乗車しなかったが、興味がある方はぜひ乗車してみるのもいいと思う。

入場料の350ペソ(約1,855円)を支払い再びバスに乗った。

世界最南端の郵便局

バスは再び走り出し、やがて停車した。

降車した場所は紛れもない世界最南端の郵便局だった。

ついにやって来たか…!と私の中に不思議な感動が沸き起こる。

桟橋の上にポツンと建つその姿はまさに世界最南端の郵便局感で溢れていた。

ちゃんと赤色のポストも設置されている。

間違いなく、世界最南端の郵便局だ。看板にも地の果ての郵便局だと記されている。

局内に入ると、そこでは数名の人たちが手紙を書いていた。

世界最南端の郵便局から手紙が届いたら誰だって『おっ!?』と思うだろう。

世界中のお札が飾ってある。

もちろん日本のお札も飾ってあった。

彼が、この郵便局で働いているちょっと有名な局員さんだ。

一見近寄りがたい雰囲気を出しているが、声をかけると愛想よく応えてくれた。

この通り、写真撮影にも快く応じてくれる。

 

私は持参した絵はがきに手紙を書き、元職場に送ろうとカウンターに並んだ。

ちなみに絵はがきはこちらの郵便局でも購入が可能だ。

この時、私の前には中国人団体旅行客が大勢並んでいた。

彼らは列を綺麗に作らなかったり大声でおしゃべりをしたりしていた。

そして、手には大量の商品が握られていた。いわゆる爆買いというやつだ。

すると前方のカウンターで何やら揉め事が起きているようだった。

背伸びをして様子を伺うと中国人の客と局員さんが揉めている。

局員さんは先ほど私に接してくれた愛想のよい態度とはうって変わって完全に怒っていた。

ドンッ!!!という物凄い音が局内に響き渡り、私の前に並んでいた中国人団体旅行客は局内から全員追い出された。

前に並んでいた人達がいなくなったので、私は恐る恐るカウンターの局員さんの前へと足を進めた。

カウンターに敷かれていたガラスが粉々に割れている。

局員さんが怒りのあまり叩いて割ってしまったのかもしれない。

『何をしに来た?』

と無表情で言われた。

「日本に…手紙を出したいんです…。」

断られたらどうしようと内心めちゃくちゃビビりながら、私は彼に絵はがきを差し出した。

すると局員さんは切手を貼ってくれ、無事絵はがきを出すことに成功した。

局内に居た他の人達は口々に『あの団体旅行客は局員さんに対してリスペクトがないからこんなことになったんだ。』と言っていた。

かなり驚いた出来事だった。

トレッキングへ

フエゴ国立公園ではトレッキングを楽しむこともできる。

私は特別トレッキングが好きなわけではないが、せっかく入場料を支払ってここまで来たんだから郵便局だけ行って帰るのもなぁ…と思い軽い気持ちでトレッキングを始めた。

生憎の天気だったが雨は降っておらずここから見える景色は美しかった。

山の中を歩いて進む。

遠くに見える山も美しかった。

1つ気になることは私の他にトレッキングをしている人の姿が周りになかったことだ。

天気のせいだろうか?

私は孤独に山道を歩いた。

きっとゴールまでそんなに時間はかからないだろうと勝手に思っていた。

ゴールの場所もよくわからないのに。

山道を歩いたり海岸沿いを歩いたりした。

山の中では可愛らしい植物にも出会った。

デコボコした不思議な木もあった。

私はこの木にデコボコの木という名前をつけた。

気づけば、軽く1時間以上歩いていた。

ゴールはまだまだ遠い。

こんなに歩くことになるとは思っていなかったし、引き返すにも引き返せないし、私はトレッキングを始めたことを少し後悔しながら歩いた。

山の中を進んでいたら可愛らしい植物を見つけた。

この時欧米人の老夫婦に出会った。

旦那さんがこの赤い実を食べ、私にも食べるように勧めてきたがお腹を壊すことを懸念して私は食べなかった。

私は遭難したら生き残れないタイプかもしれない。

 

その後もひたすら歩き続けると、かなり舗装された道に出た。

ゴールは近い!そう思っていたら1台のバスがやってきた。

私はそのバスに乗り、ウシュアイアの街に戻ることができたのだ。

ちなみにこの時、トレッキングを始めて既に3時間以上の時間が経過していた。

ウシュアイアの街へ戻った

なんとか無事ウシュアイアの街に戻ってくることができた。

そこで私は不思議な乗り物を見つけた。

観光客用のバスだろうか?

囚人が乗せられているところがとてもシュールだ。

チケット売り場にもカジュアルな雰囲気で囚人が立っていてなんだか不思議な気持ちにさせられた。

ここはかつて凶悪犯の流刑地となっていた歴史もあり、囚人たちが切り開いた街とも言われているらしい。

ここでは囚人たちはヒーローなのかもしれないと意味のわからない考えが頭に浮かんだ。

ヒーローなわけないのだが。

 

行き方・料金

ウシュアイア市内からティエラ・デル・フエゴ国立公園へ

シャトルバス
所要時間:約20分~
料金:往復500ARS~(約2,650円~)

【乗車場所】観光案内所近くのバス停

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Noriko Sumiya

約2年間の世界ひとり旅を経験。通算80カ国+未承認国家を訪問。 2020年3月に新型コロナウイルスの影響で帰国した後は『心の声に従い、自分らしく生きる』というテーマに焦点を当て、世界中どこでもパソコン1台で収入を得られる自由な旅人に転身。同じ夢を持つ方たちを応援したいと思い情報発信をしています。

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